四国Eighty8Queen「発見!人間力」民教協各局でオンエア。V・チャレンジリーグいよいよ開幕。
「発見!人間力」というテレビ番組で、夢を叶えたい~地域密着型女子バレーボールチームの挑戦~と題し、V・チャレンジリーグの四国Eighty8Queen(四国エイティエイツ)の特集が10月から11月にかけて民間放送教育協会加盟各局でTV放送されました。
プレミアリーグのデンソーエアリービーズから昨年の夏に四国エイティエイツに移籍してきた、高橋潤子選手(愛称イチ)。日中は大手飲料販売会社で事務作業を行っています。選手のほとんどが香川県内の支援企業で働きながらチームに参加しています。かつて全日本代表や名門日立バレー部監督も務めた米田監督がこのチームを立ち上げたのは5年前。企業一社だけで運営するチームではなく、地域全体で支えられるクラブチームを作ろうとチームが誕生しました。「クラブチームでプレミアリーグに昇格したい。全日本選手を輩出したい、1人でも。これは私の最後の仕事だと思っているんで。」
イチは移籍した最初のシーズン、左足のけがでわずか2試合しか出場できませんでした。チームも12チーム中10位という成績で昨シーズンを終えました。試合出場の機会を求め移籍したのに何しに来たんだろうという苦しい日々を過ごしてきました。「プレミアリーグでレギュラーになって活躍するのを本当に思ってて、絶対そうなりたいとずっと思ってて、で・・・でもまあなかなかうまくいかない結果出せないみたいな。まあ・・・もういっか。」厳しいトップリーグの世界、入団して4年、引退も考えていたイチ。そんな彼女のもとを何度も訪ね四国へ誘ったのが米田さんでした。「なんて言ったっけ・・・。夢ってあきらめなきゃ叶うんだよなっていう話をポロッと言って・・・。すごいなんか自分の中で、なんか、ああって思っちゃって。」
7月下旬11月から始まる来シーズンに向けチームが本格的に動き始めました。県立高松商業高校との練習試合、試合には勝ちましたが厳しい船出でした。
8月8日、朝5時30分。早朝選手たちが向かった先は高松市の目抜き通り。今日は選手全員で早朝ごみ拾い。イチの勤務先企業の社会貢献活動にチームも協力することになったのです。米田監督も。「肌で感じるからね、みんなで支えてもらっているのは、地域貢献活動を積極的にやっていかないと、このチームの価値は半減するんじゃないかなと思っているんで。」 地域貢献活動はそれだけではありません。1年を通じて様々なバレーボール教室を展開しています。専門的な指導者のいない中学校などでも臨時コーチとして指導しました。今年1年のうち10月まででおよそ60回になります。
チームは地元香川県の企業およそ80社の支援によって支えられています。これまでと違い米田監督の負担も格段に増えましたが、心のつながりもこれまで以上に増えたと語ります。練習終了後、イチは居残り練習。監督はミドルブロッカーへのコンバートを指示。結果を残し支援先に恩返しがしたいと思っています。
9月上旬、選手は徳島県へ。天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権の四国地区予選。決勝の相手は同じV・チャレンジリーグに加盟する徳島県のチーム。地元香川から応援団もやってきました。惜しくも22-25と1セット目を落としてしまいます。続く第2セット、ふとしたミスをきっかけに試合はずるずると相手のペースに・・・。そして完敗。応援団の前で優勝することが出来ませんでした。米田監督「自分の世界でやるな。それがある限り強いチームにはならない。1人1人が頑張ってくれるしかない、克服してくれるしかない。」
イチと共にエイティエイツへやってきた上村麻衣選手(愛称レオ)。この日の敗戦を翌日ブログにつづりました。「復元力」また新たな課題が見つかりました。現状をしっかり受け止めてやっていきたいと思います。
そしてイチ、「やっぱり負けたって事は何かが足りないし、何かがいかんから負けたって事っていうのを受け止めて・・・。もちろん個人でも頑張るけどみんなで頑張りたいです。」
移籍してきたイチとレオについて米田監督は「今までは自分はスタンドで応援しとるベンチで応援しとるだけやったもん。責任感っていうのはね薄いですよやっぱり。悔しさも薄いしうれしさも・・・勝ってもうれしさも薄いし負けても悔しさも薄いけど、うちの場合は負けたら悔しいし勝ったらすごいうれしいし。何倍も違うもん心に響くものが・・・。」
敗戦を機会にチームの様子が変わりました。米田監督が地域密着型のチームでプレミアリーグ昇格を目指す理由がもう一つあります。それは地域の子供たちのため。日本最高峰のリーグで戦うチームが子供たちの地元にある事で彼らにとっての夢の場所になれると考えているからです。地域に支えられている四国エイティエイツが夢を叶えることで地方の可能性が広がると信じているからです。その夢を実現するためのリーグ開幕がそこまで迫っていました。
9月中旬、シーズン開幕まで2カ月あまり。エイティエイツは石川県かほく市へ。日立リヴァーレ、PFUブルーキャッツ、KUROBEアクアフェアリーズとのチーム合同合宿。通常の試合形式と異なり1セットマッチをひたすら繰り返していきます。チームの力が今どの程度なのかを知る絶好の機会なのですが・・・。なかなか勝ち星を挙げることができません。悔しさに唇をかむイチ「何のためにこの合宿に来たか。もうちょっと1人1人が考えた方がいいと思います。自分も含め。」
そんな中チームを鼓舞する新人選手がいました。大阪府出身の木村沙織選手です(愛称サオリ)。元気が取りえのサオリ、この合宿でチームの守備を任されることになりました。これまで試合では控えに回ることが多かったサオリ。実は合宿の前にかつてバレーボール選手だった母久美子さんからメールが届いていたのです。「アドバイスです」ってきて、何でも上手くいく秘訣は素直な人になること。素直な人は1.上手くいかない時も「そのことは何を自分に教えてくれるのか」と考えることができ、要は前向きに生きられる。2.どんな事からでも何かを学ぶことができる。3.周りの人から好かれ「あいつには教えてあげたい」と思われる。4.アドバイスを実行し着実に成長する。とにかくバレーを楽しんでね!!ってメールがきて・・・。ほんとうれしくって・・・。サオリがエイティエイツに入団したことを喜ぶ母久美子さんになんとかバレーで頑張る姿を見せたい。声だけでも大きな声を出してチームを盛り上げたい。それが彼女の原動力になっています。
合宿最終日、ひたむきに戦うエイティエイツの姿がありました。
バレーを辞めてOLになろうとしていたイチ。米田さんの言葉から新たなつながりが生まれました。新しい仲間とのつながり、社会とのつながり、そして地域とのつながり。夢はあきらめなければ叶うと信じています。イチ「出来るとこまでは頑張りたいとは思っています。」
以上、放送内容を紹介します。私も四国出身ということで、地域リーグ時代から注目し、入れ替え戦も含めチームの試合を観戦してきました。今季の四国エイティエイツは9名でリーグ戦に挑みます。人数が少ないぶん、それだけ個々の責任感も増してきます。昨季の悔しさをバネに、支えてくれる人たちのためにも頑張ってほしいと思います。Vチャレンジリーガー、それぞれの思いを持って、2010/11V・チャレンジリーグ、いよいよ開幕です。
プレミアリーグのデンソーエアリービーズから昨年の夏に四国エイティエイツに移籍してきた、高橋潤子選手(愛称イチ)。日中は大手飲料販売会社で事務作業を行っています。選手のほとんどが香川県内の支援企業で働きながらチームに参加しています。かつて全日本代表や名門日立バレー部監督も務めた米田監督がこのチームを立ち上げたのは5年前。企業一社だけで運営するチームではなく、地域全体で支えられるクラブチームを作ろうとチームが誕生しました。「クラブチームでプレミアリーグに昇格したい。全日本選手を輩出したい、1人でも。これは私の最後の仕事だと思っているんで。」
イチは移籍した最初のシーズン、左足のけがでわずか2試合しか出場できませんでした。チームも12チーム中10位という成績で昨シーズンを終えました。試合出場の機会を求め移籍したのに何しに来たんだろうという苦しい日々を過ごしてきました。「プレミアリーグでレギュラーになって活躍するのを本当に思ってて、絶対そうなりたいとずっと思ってて、で・・・でもまあなかなかうまくいかない結果出せないみたいな。まあ・・・もういっか。」厳しいトップリーグの世界、入団して4年、引退も考えていたイチ。そんな彼女のもとを何度も訪ね四国へ誘ったのが米田さんでした。「なんて言ったっけ・・・。夢ってあきらめなきゃ叶うんだよなっていう話をポロッと言って・・・。すごいなんか自分の中で、なんか、ああって思っちゃって。」
7月下旬11月から始まる来シーズンに向けチームが本格的に動き始めました。県立高松商業高校との練習試合、試合には勝ちましたが厳しい船出でした。
8月8日、朝5時30分。早朝選手たちが向かった先は高松市の目抜き通り。今日は選手全員で早朝ごみ拾い。イチの勤務先企業の社会貢献活動にチームも協力することになったのです。米田監督も。「肌で感じるからね、みんなで支えてもらっているのは、地域貢献活動を積極的にやっていかないと、このチームの価値は半減するんじゃないかなと思っているんで。」 地域貢献活動はそれだけではありません。1年を通じて様々なバレーボール教室を展開しています。専門的な指導者のいない中学校などでも臨時コーチとして指導しました。今年1年のうち10月まででおよそ60回になります。
チームは地元香川県の企業およそ80社の支援によって支えられています。これまでと違い米田監督の負担も格段に増えましたが、心のつながりもこれまで以上に増えたと語ります。練習終了後、イチは居残り練習。監督はミドルブロッカーへのコンバートを指示。結果を残し支援先に恩返しがしたいと思っています。
9月上旬、選手は徳島県へ。天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権の四国地区予選。決勝の相手は同じV・チャレンジリーグに加盟する徳島県のチーム。地元香川から応援団もやってきました。惜しくも22-25と1セット目を落としてしまいます。続く第2セット、ふとしたミスをきっかけに試合はずるずると相手のペースに・・・。そして完敗。応援団の前で優勝することが出来ませんでした。米田監督「自分の世界でやるな。それがある限り強いチームにはならない。1人1人が頑張ってくれるしかない、克服してくれるしかない。」
イチと共にエイティエイツへやってきた上村麻衣選手(愛称レオ)。この日の敗戦を翌日ブログにつづりました。「復元力」また新たな課題が見つかりました。現状をしっかり受け止めてやっていきたいと思います。
そしてイチ、「やっぱり負けたって事は何かが足りないし、何かがいかんから負けたって事っていうのを受け止めて・・・。もちろん個人でも頑張るけどみんなで頑張りたいです。」
移籍してきたイチとレオについて米田監督は「今までは自分はスタンドで応援しとるベンチで応援しとるだけやったもん。責任感っていうのはね薄いですよやっぱり。悔しさも薄いしうれしさも・・・勝ってもうれしさも薄いし負けても悔しさも薄いけど、うちの場合は負けたら悔しいし勝ったらすごいうれしいし。何倍も違うもん心に響くものが・・・。」
敗戦を機会にチームの様子が変わりました。米田監督が地域密着型のチームでプレミアリーグ昇格を目指す理由がもう一つあります。それは地域の子供たちのため。日本最高峰のリーグで戦うチームが子供たちの地元にある事で彼らにとっての夢の場所になれると考えているからです。地域に支えられている四国エイティエイツが夢を叶えることで地方の可能性が広がると信じているからです。その夢を実現するためのリーグ開幕がそこまで迫っていました。
9月中旬、シーズン開幕まで2カ月あまり。エイティエイツは石川県かほく市へ。日立リヴァーレ、PFUブルーキャッツ、KUROBEアクアフェアリーズとのチーム合同合宿。通常の試合形式と異なり1セットマッチをひたすら繰り返していきます。チームの力が今どの程度なのかを知る絶好の機会なのですが・・・。なかなか勝ち星を挙げることができません。悔しさに唇をかむイチ「何のためにこの合宿に来たか。もうちょっと1人1人が考えた方がいいと思います。自分も含め。」
そんな中チームを鼓舞する新人選手がいました。大阪府出身の木村沙織選手です(愛称サオリ)。元気が取りえのサオリ、この合宿でチームの守備を任されることになりました。これまで試合では控えに回ることが多かったサオリ。実は合宿の前にかつてバレーボール選手だった母久美子さんからメールが届いていたのです。「アドバイスです」ってきて、何でも上手くいく秘訣は素直な人になること。素直な人は1.上手くいかない時も「そのことは何を自分に教えてくれるのか」と考えることができ、要は前向きに生きられる。2.どんな事からでも何かを学ぶことができる。3.周りの人から好かれ「あいつには教えてあげたい」と思われる。4.アドバイスを実行し着実に成長する。とにかくバレーを楽しんでね!!ってメールがきて・・・。ほんとうれしくって・・・。サオリがエイティエイツに入団したことを喜ぶ母久美子さんになんとかバレーで頑張る姿を見せたい。声だけでも大きな声を出してチームを盛り上げたい。それが彼女の原動力になっています。
合宿最終日、ひたむきに戦うエイティエイツの姿がありました。
バレーを辞めてOLになろうとしていたイチ。米田さんの言葉から新たなつながりが生まれました。新しい仲間とのつながり、社会とのつながり、そして地域とのつながり。夢はあきらめなければ叶うと信じています。イチ「出来るとこまでは頑張りたいとは思っています。」
以上、放送内容を紹介します。私も四国出身ということで、地域リーグ時代から注目し、入れ替え戦も含めチームの試合を観戦してきました。今季の四国エイティエイツは9名でリーグ戦に挑みます。人数が少ないぶん、それだけ個々の責任感も増してきます。昨季の悔しさをバネに、支えてくれる人たちのためにも頑張ってほしいと思います。Vチャレンジリーガー、それぞれの思いを持って、2010/11V・チャレンジリーグ、いよいよ開幕です。
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